ネック:セドロ指 板:エボニー塗 装:表板 セラック :横裏板 セラック糸 巻:ゴトー弦 高:1弦 2.9mm / 6弦 4.0mm〔製作家情報〕星光治 Mitsuharu Hoshi ギターの演奏を能くし、ホセ・ルイス・ロマニリョスなど名器の収集とともに、最初は独学で楽器製作を開始。のちに製作家尾野薫の指導の下、本格的なギター製作を基礎から学びます。スペイン伝統工法によるすべての工程を本人自らが完全に手作業で行っており、さすがに師の指導もあってか細工は非常に丁寧で、しっかりと全体が有機的に統一されたギターとなっています。その作風は素朴で力強く、そして味わい深い。その落ち着いたたたずまいの中に意外なほどに表情の多彩さを聴かせ、繊細さと力強さの振幅も不足なく、あるべき音響としての素直な佇まいが清々しい。マルセロ・バルベロ1世などの20世紀前半のスパニッシュギターのオマージュモデルを中心に、年間製作本数わずか2本の寡作ながら、一作ごとに顕著な評価の高まりを見せている製作家です。〔楽器情報〕星光治 マルセロ・バルベロ1世モデル No.28 2026年新作です。オリジナルの特徴をしっかりと掴みながら自身の作風の中に自然に落とし込んで、オマージュであると同時に確かな作家性も現れた、とても優れたバルベロモデルとなっています。木質の爽やかな触感をまとわせながら、バルベロ的な「しなやかな硬質さ」で全体が統一されており、まずはこの音のたたずまいが心地良く感じます。そしてまさにスペイン的な音響設計、十分に低い重心感覚を伴ったまさにBass としての低音の厚い響きから、主張し過ぎることのないしかし確かな存在感の中低音を経て、シャープで芯のある凛とした高音へと至る、このまるで室内楽的ともいえる音響が自然に備わっており、しかもバランスも秀逸です。発音も自然な、木の粘りを活かしたしなやかな弾性感を伴ったもので、一音一音の彫りが深く、旋律においては音の連なりが有機的なうねりを生み出してゆくところなどもやはりスペイン的特質を十分に備えていると言えるでしょう。コストパフォーマンスの良さという点を除いても、とても魅力的な1本となっています。表面板内部構造はもちろんバルベロ1世の定石となっている設計に準拠しています。サウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に各一本のハーモニックバー、サウンドホール周りは、左右対称5本の扇状力木が駒板の幅に収まるように中央に寄り添って設置されており、ボトム部にはちょうどふくらみ部分のカーブに沿うようにして設置された2本のクロージングバー(2本のクロージングバーは通常エンドブロックを基点としてほとんどV字型となるようにして扇状力木のすべての先端を受け止めるように設置されますが、バルベロ1世のものは2本お互いが離れて両横板に沿うように設置され、受け止めているのはいちばん外側に設置された力木のみという配置関係になっており、これはバルベロの弟子であるアルカンヘルにまで継承される構造的特徴となっています)、駒板位置には同じ面積の補強プレートが貼られているという全体の構造。レゾナンスはF#~Gの間に設定されています。全体は繊細なセラック塗装仕上げ。ヘッドシェイプはバルベロ一世のデザイン。ネック形状は普通の厚みのDシェイプで、しっかりしたグリップ感があります。弦高値は2.9/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰が1.0~2.0㎜ありますのでお好みに応じて弦高を低く調整することが可能です。
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ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板 セラック
:横裏板 セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.9mm / 6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
星光治 Mitsuharu Hoshi ギターの演奏を能くし、ホセ・ルイス・ロマニリョスなど名器の収集とともに、最初は独学で楽器製作を開始。のちに製作家尾野薫の指導の下、本格的なギター製作を基礎から学びます。スペイン伝統工法によるすべての工程を本人自らが完全に手作業で行っており、さすがに師の指導もあってか細工は非常に丁寧で、しっかりと全体が有機的に統一されたギターとなっています。その作風は素朴で力強く、そして味わい深い。その落ち着いたたたずまいの中に意外なほどに表情の多彩さを聴かせ、繊細さと力強さの振幅も不足なく、あるべき音響としての素直な佇まいが清々しい。マルセロ・バルベロ1世などの20世紀前半のスパニッシュギターのオマージュモデルを中心に、年間製作本数わずか2本の寡作ながら、一作ごとに顕著な評価の高まりを見せている製作家です。
〔楽器情報〕
星光治 マルセロ・バルベロ1世モデル No.28 2026年新作です。オリジナルの特徴をしっかりと掴みながら自身の作風の中に自然に落とし込んで、オマージュであると同時に確かな作家性も現れた、とても優れたバルベロモデルとなっています。木質の爽やかな触感をまとわせながら、バルベロ的な「しなやかな硬質さ」で全体が統一されており、まずはこの音のたたずまいが心地良く感じます。そしてまさにスペイン的な音響設計、十分に低い重心感覚を伴ったまさにBass としての低音の厚い響きから、主張し過ぎることのないしかし確かな存在感の中低音を経て、シャープで芯のある凛とした高音へと至る、このまるで室内楽的ともいえる音響が自然に備わっており、しかもバランスも秀逸です。発音も自然な、木の粘りを活かしたしなやかな弾性感を伴ったもので、一音一音の彫りが深く、旋律においては音の連なりが有機的なうねりを生み出してゆくところなどもやはりスペイン的特質を十分に備えていると言えるでしょう。コストパフォーマンスの良さという点を除いても、とても魅力的な1本となっています。
表面板内部構造はもちろんバルベロ1世の定石となっている設計に準拠しています。サウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に各一本のハーモニックバー、サウンドホール周りは、左右対称5本の扇状力木が駒板の幅に収まるように中央に寄り添って設置されており、ボトム部にはちょうどふくらみ部分のカーブに沿うようにして設置された2本のクロージングバー(2本のクロージングバーは通常エンドブロックを基点としてほとんどV字型となるようにして扇状力木のすべての先端を受け止めるように設置されますが、バルベロ1世のものは2本お互いが離れて両横板に沿うように設置され、受け止めているのはいちばん外側に設置された力木のみという配置関係になっており、これはバルベロの弟子であるアルカンヘルにまで継承される構造的特徴となっています)、駒板位置には同じ面積の補強プレートが貼られているという全体の構造。レゾナンスはF#~Gの間に設定されています。
全体は繊細なセラック塗装仕上げ。ヘッドシェイプはバルベロ一世のデザイン。ネック形状は普通の厚みのDシェイプで、しっかりしたグリップ感があります。弦高値は2.9/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰が1.0~2.0㎜ありますのでお好みに応じて弦高を低く調整することが可能です。