ネック:セドロ指 板:エボニー塗 装:セラック糸 巻:スローン弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm〔製作家情報〕高校時代よりギターの演奏に親しみ、20歳の時ギター製作家を志し、池袋の工房にて野上三郎氏に師事。その後1979年に独立、アントニオ・マリンの弟子のアルベルト・ネジメ氏より製作上の貴重なアドバイスを得えて、郷里長野にて製作を開始しました。以後も理想の楽器を求め、世界中の名器を研究し続けています。その積年の研鑽は、スパニッシュギターの伝統をその土台としながら、製作家独自の世界観を感じさせる、滋味豊かな音色と、それをそのまま姿にしたような繊細で渋い外観を備えたギターとして結実。現在年間製作本数は3本前後という寡作家。〔楽器情報〕トーレスモデル 。温かみのある渋めな音色で繊細な表情も備えており、コンサートギターとしても十全にその力を発揮できる1本です。トーレスモデルとなっていますが、実際には製作家独自の意匠が施されたものとなっており、特に口輪とヘッドのデザインとその細工は精緻を極めると同時に彼の卓越した審美センスが表れ、外観全体の落ち着いた品格に寄与しています。製作家独自の調合によるセラック塗装もまた実に美しい質感を備え、まるで上質なアンティーク家具さえも思わせるようなほのかな飴色。氏は自身のラインナップをトーレスモデルで統一していますが、その仕様はデザインだけでなく、内部構造の力木配置でも1本ごとに変えており、時には製作家独自に工夫を加えるなどし、それぞれが実は個性の異なる仕上がりとなっているところも魅力でしょう。ネックは普通の厚みのフラットなD-シェイプタイプ。レゾナンスはG#の僅かに下に設定されています。*
下の写真をクリックすると拡大して表示します
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
高校時代よりギターの演奏に親しみ、20歳の時ギター製作家を志し、池袋の工房にて野上三郎氏に師事。その後1979年に独立、アントニオ・マリンの弟子のアルベルト・ネジメ氏より製作上の貴重なアドバイスを得えて、郷里長野にて製作を開始しました。以後も理想の楽器を求め、世界中の名器を研究し続けています。その積年の研鑽は、スパニッシュギターの伝統をその土台としながら、製作家独自の世界観を感じさせる、滋味豊かな音色と、それをそのまま姿にしたような繊細で渋い外観を備えたギターとして結実。現在年間製作本数は3本前後という寡作家。
〔楽器情報〕
トーレスモデル 。温かみのある渋めな音色で繊細な表情も備えており、コンサートギターとしても十全にその力を発揮できる1本です。トーレスモデルとなっていますが、実際には製作家独自の意匠が施されたものとなっており、特に口輪とヘッドのデザインとその細工は精緻を極めると同時に彼の卓越した審美センスが表れ、外観全体の落ち着いた品格に寄与しています。製作家独自の調合によるセラック塗装もまた実に美しい質感を備え、まるで上質なアンティーク家具さえも思わせるようなほのかな飴色。氏は自身のラインナップをトーレスモデルで統一していますが、その仕様はデザインだけでなく、内部構造の力木配置でも1本ごとに変えており、時には製作家独自に工夫を加えるなどし、それぞれが実は個性の異なる仕上がりとなっているところも魅力でしょう。ネックは普通の厚みのフラットなD-シェイプタイプ。レゾナンスはG#の僅かに下に設定されています。
*