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横尾 真人 Mahito Yokoo
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.9mm/6弦 3.8mm
[製作家情報]
横尾真人は1975年埼玉県生まれ、父親は同じくギター製作家であった横尾俊佑(1946~2023)。高等技術専門学校の木工工芸科で学んだあと、1997年より父の下でギター製作の修行を始めます。2002年には世界的名工のホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会に参加するため渡西、本場スペインの工法を学び帰国後も研鑽を積んだのち2008年より自身のラベルでオリジナルのギター製作を開始、現在に至ります。
[楽器情報]
横尾真人製作のNo.50 640mmスケール 2018年製Usedの入荷です。このブランドのラインナップでは最上位機種となり、横裏板にはマダガスカルローズウッドを使用したモデル。表面板が杉(Ceder)仕様となる本作ではその特性を十分に活かしながら、自身のコンセプトの中にバランスよく落とし込み、しかるべきクオリティをもったギターとなっています。ボディサイズはやや大きめながら重量は軽く、そのため発音はストレスなくとても速く立ち上がり、響きはふくよかで力強く程よい甘み(杉材ならではの)があります。しかしながら杉仕様のギターでイメージされるような中低音~低音寄りのどっしりとした重厚感ではなく、意外にも全体は低音から高音まで良い意味でフラットな音響バランス。しっかりとした高い音圧で素早く手元でまとまって鳴る感覚は奏者にとって心地よく、加えてトータルな演奏性も高いので、この点において初心者からでもおすすめできるモデルとなっております。
表面板内部構造は、二段構造の強固なネック脚の両脇に各一本の短いバー、サウンドホール上側(ネック側)に1本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバーが高音側と低音側とに5センチのほどの長さで低い開口部を設けて設置され、さらにこのハーモニックバーのほぼ中央部分を起点にして高音側横板の下部ふくらみ部に向かって斜めに下がってゆくように設置された1本のトレブルバー、扇状力木は5本が中心角を広くとったように角度をつけて配置されており、これらの先端をボトムに近い位置で受け止めるように2本のV字型に配されたクロージングバーが設置されています。また駒板の位置には横幅いっぱいに補強板がパッチされており、サウンドホール周りもやや厚めの補強板が貼られています。レゾナンスはFの少し上と低めの設定になっています。
割れ等の大きな修理履歴はありません。表面板のブリッジプレート下3弦の位置に弦とび跡があるほか、数か所に1~3mmほどの打痕が全体に見られます。その他は非常にきれいな状態を維持しています。ネックは、フレット、糸巻等の演奏性に関わる部分も問題ありません。ネックシェイプは角の取れた薄いDシェイプでコンパクトなグリップ感。弦高は2.8/3.9mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰が1.5~2.0mmありますのでさらに低く設定することも可能です。
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〔商品情報〕
楽器名
横尾 真人 Mahito Yokoo
カテゴリ
国産クラシック 中古
品番/モデル
No.50 GU
弦 長
640mm
国
日本 Japan
製作年
2018年
表 板
杉単板 Ceder
裏 板
中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
程 度※
7
定 価
時価
販売価格(税込)
242,000 円
付属品
セミハードケース(ドレッドノート用)
下の写真をクリックすると拡大して表示します
国産クラシック 中古
中村 玄太 Genta Nakamura
桜井 正毅 Masaki Sakurai
桜井・河野 Sakurai Kohno
尾野 薫 Kaoru Ono
辻 渡 Wataru Tsuji
クライナーバッハ(小川政博)
横尾 真人 Mahito Yokoo
●
桜井 正毅 Masaki Sakurai
ヤマハ YAMAHA
中山 修 Osamu Nakayama
中山 修 Osamu Nakayama
佐藤 忠夫 Tadao Sato
ヤマハ YAMAHA
廣川 憲二 Kenji Hirokawa
三浦 隆志 Takashi Miura
桜井・河野 Sakurai Kohno
茶位 幸信 Yukinobu Chai
アストリアス ASTURIAS
茶位 幸秀 Yukihide Chai
黒澤 哲郎 Tetsuo Kurosawa
ヤマハ YAMAHA GC-7
寺町 誠 Makoto Teramachi
※程度
10
新作
9
新品同様の美品
8
年代から見て状態が良い
7
年代から見て標準に近い状態
6
状態は少し劣るが演奏性は良い
5
状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.9mm/6弦 3.8mm
[製作家情報]
横尾真人は1975年埼玉県生まれ、父親は同じくギター製作家であった横尾俊佑(1946~2023)。高等技術専門学校の木工工芸科で学んだあと、1997年より父の下でギター製作の修行を始めます。2002年には世界的名工のホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会に参加するため渡西、本場スペインの工法を学び帰国後も研鑽を積んだのち2008年より自身のラベルでオリジナルのギター製作を開始、現在に至ります。
[楽器情報]
横尾真人製作のNo.50 640mmスケール 2018年製Usedの入荷です。このブランドのラインナップでは最上位機種となり、横裏板にはマダガスカルローズウッドを使用したモデル。表面板が杉(Ceder)仕様となる本作ではその特性を十分に活かしながら、自身のコンセプトの中にバランスよく落とし込み、しかるべきクオリティをもったギターとなっています。ボディサイズはやや大きめながら重量は軽く、そのため発音はストレスなくとても速く立ち上がり、響きはふくよかで力強く程よい甘み(杉材ならではの)があります。しかしながら杉仕様のギターでイメージされるような中低音~低音寄りのどっしりとした重厚感ではなく、意外にも全体は低音から高音まで良い意味でフラットな音響バランス。しっかりとした高い音圧で素早く手元でまとまって鳴る感覚は奏者にとって心地よく、加えてトータルな演奏性も高いので、この点において初心者からでもおすすめできるモデルとなっております。
表面板内部構造は、二段構造の強固なネック脚の両脇に各一本の短いバー、サウンドホール上側(ネック側)に1本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバーが高音側と低音側とに5センチのほどの長さで低い開口部を設けて設置され、さらにこのハーモニックバーのほぼ中央部分を起点にして高音側横板の下部ふくらみ部に向かって斜めに下がってゆくように設置された1本のトレブルバー、扇状力木は5本が中心角を広くとったように角度をつけて配置されており、これらの先端をボトムに近い位置で受け止めるように2本のV字型に配されたクロージングバーが設置されています。また駒板の位置には横幅いっぱいに補強板がパッチされており、サウンドホール周りもやや厚めの補強板が貼られています。レゾナンスはFの少し上と低めの設定になっています。
割れ等の大きな修理履歴はありません。表面板のブリッジプレート下3弦の位置に弦とび跡があるほか、数か所に1~3mmほどの打痕が全体に見られます。その他は非常にきれいな状態を維持しています。ネックは、フレット、糸巻等の演奏性に関わる部分も問題ありません。ネックシェイプは角の取れた薄いDシェイプでコンパクトなグリップ感。弦高は2.8/3.9mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰が1.5~2.0mmありますのでさらに低く設定することも可能です。