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廣川 憲二 Kenji Hirokawa
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.2mm
〔製作家情報〕
廣川憲二。愛媛県松山市の製作家。20歳の時に最初のギターを製作して以来、ほぼ独学で製作技術を学び、サラリーマンとして働く傍ら製作に勤しみます。海外の名器が持つ音色を備えた国産ギターを実現すべく、実直に本数を重ねてゆくうちに地元を中心に注目されるようになり、プロギタリストのオファーも入るようになります。退職後に自身の製作したギターを販売するショップ兼修理工房を立ち上げ、息子の淑哉氏(フラメンコギターの製作を担当)も加わり現在も製作を継続しています。
〔楽器情報〕
廣川憲二製作 2003年製 No.85 Usedの入荷です。表面板形状、内部構造、ロゼッタデザイン、ネックとヘッドの接合がVジョイント方式などからおそらくはドイツの名工ヘルマン・ハウザーのギターに準拠して作られたモデル(ヘッドシェイプは廣川氏のオリジナル)。クラシックモデルですが表面板には楓材で作られたゴルペ板が高音側にだけ貼られています。裏板はインディアン・ローズウッドと中央に中南米ローズ材を使用した3ピース仕様になっています。
表面板の力木配置はサウンドホール上側(ネック側)に2本(うち一本はやや短い補強プレート的なもの)、下側に1本のハーモニックバー、同じくホール両脇に1枚ずつの補強プレート、左右対称7本の扇状力木(センターと両外側の合わせて3本がやや強固な加工がされています)とそれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配置されたクロージングバー、駒板位置にはほぼ同じ大きさの補強プレートが貼られているという構造で、有名なハウザー セゴビアモデルに準拠した力木配置になっています。レゾナンスはAの下に設定されています。
低音から高音までの均質な音圧感で、高音はくっきりとし、低音はこの種のモデルとしては意外なほどにまろやかで、自然高音のメロディーが明確に浮き出るような響きのバランスになっています。オリジナルハウザーの透徹した厳しさやスペイン的な華やかさというよりもやはり日本的と言いたくなるような落ち着いた感触です。
全面ラッカー塗装で経年によるウェザーチェックが見られます。表面板全体は細かな傷や打痕等がありますが割れ等の修理履歴はありません。裏板は同様のウェザーチェックのほか3か所の軽微な割れ補修履歴があります。また塗装の一部変色と1㎝×2㎝ほどのやや粗雑なタッチアップ補修歴があります。ネック裏に数か所の打痕や爪傷がありますが演奏上の支障にはならないレベルです。ネックとフレットは良好な状態を維持しています。弦長は624㎜のショートスケール仕様で、弦高値は2.8/3.2mm(1弦/6弦 12フレット)と低めの設定になっているので手の小さめの方にもおすすめです。20フレット仕様。糸巻はGotoh 35G1800モデルを装着。
〔商品情報〕
楽器名
廣川 憲二 Kenji Hirokawa
カテゴリ
国産クラシック 中古
品番/モデル
ハウザーモデル No.85
弦 長
624mm
国
日本 Japan
製作年
2003年
表 板
松単板 Spruce
裏 板
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
程 度※
7
定 価
時価
販売価格(税込)
165,000 円
付属品
ハードケース
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国産クラシック 中古
庄司 清英 Kiyohide Shoji
中村 玄太 Genta Nakamura
桜井 正毅 Masaki Sakurai
ヤマハ YAMAHA
桜井・河野 Sakurai Kohno
桜井 正毅 Masaki Sakurai
尾野 薫 Kaoru Ono
辻 渡 Wataru Tsuji
クライナーバッハ(小川政博)
横尾 真人 Mahito Yokoo
桜井 正毅 Masaki Sakurai
ヤマハ YAMAHA
中山 修 Osamu Nakayama
中山 修 Osamu Nakayama
佐藤 忠夫 Tadao Sato
ヤマハ YAMAHA
廣川 憲二 Kenji Hirokawa
●
三浦 隆志 Takashi Miura
桜井・河野 Sakurai Kohno
茶位 幸信 Yukinobu Chai
アストリアス ASTURIAS
茶位 幸秀 Yukihide Chai
黒澤 哲郎 Tetsuo Kurosawa
ヤマハ YAMAHA GC-7
寺町 誠 Makoto Teramachi
※程度
10
新作
9
新品同様の美品
8
年代から見て状態が良い
7
年代から見て標準に近い状態
6
状態は少し劣るが演奏性は良い
5
状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.2mm
〔製作家情報〕
廣川憲二。愛媛県松山市の製作家。20歳の時に最初のギターを製作して以来、ほぼ独学で製作技術を学び、サラリーマンとして働く傍ら製作に勤しみます。海外の名器が持つ音色を備えた国産ギターを実現すべく、実直に本数を重ねてゆくうちに地元を中心に注目されるようになり、プロギタリストのオファーも入るようになります。退職後に自身の製作したギターを販売するショップ兼修理工房を立ち上げ、息子の淑哉氏(フラメンコギターの製作を担当)も加わり現在も製作を継続しています。
〔楽器情報〕
廣川憲二製作 2003年製 No.85 Usedの入荷です。表面板形状、内部構造、ロゼッタデザイン、ネックとヘッドの接合がVジョイント方式などからおそらくはドイツの名工ヘルマン・ハウザーのギターに準拠して作られたモデル(ヘッドシェイプは廣川氏のオリジナル)。クラシックモデルですが表面板には楓材で作られたゴルペ板が高音側にだけ貼られています。裏板はインディアン・ローズウッドと中央に中南米ローズ材を使用した3ピース仕様になっています。
表面板の力木配置はサウンドホール上側(ネック側)に2本(うち一本はやや短い補強プレート的なもの)、下側に1本のハーモニックバー、同じくホール両脇に1枚ずつの補強プレート、左右対称7本の扇状力木(センターと両外側の合わせて3本がやや強固な加工がされています)とそれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配置されたクロージングバー、駒板位置にはほぼ同じ大きさの補強プレートが貼られているという構造で、有名なハウザー セゴビアモデルに準拠した力木配置になっています。レゾナンスはAの下に設定されています。
低音から高音までの均質な音圧感で、高音はくっきりとし、低音はこの種のモデルとしては意外なほどにまろやかで、自然高音のメロディーが明確に浮き出るような響きのバランスになっています。オリジナルハウザーの透徹した厳しさやスペイン的な華やかさというよりもやはり日本的と言いたくなるような落ち着いた感触です。
全面ラッカー塗装で経年によるウェザーチェックが見られます。表面板全体は細かな傷や打痕等がありますが割れ等の修理履歴はありません。裏板は同様のウェザーチェックのほか3か所の軽微な割れ補修履歴があります。また塗装の一部変色と1㎝×2㎝ほどのやや粗雑なタッチアップ補修歴があります。ネック裏に数か所の打痕や爪傷がありますが演奏上の支障にはならないレベルです。ネックとフレットは良好な状態を維持しています。弦長は624㎜のショートスケール仕様で、弦高値は2.8/3.2mm(1弦/6弦 12フレット)と低めの設定になっているので手の小さめの方にもおすすめです。20フレット仕様。糸巻はGotoh 35G1800モデルを装着。