[製作家情報] ホセ・ルイス・ポスティーゴ Jose Luis Postigo 1950年 スペイン、セビリア生まれのフラメンコギタリスト。演奏家としての確かなキャリアを形成しながら、同時にスペインギターの歴史と文化への造詣も深く、19世紀から現代へと連なる名品の充実したコレクションでも知られています。それらのコレクションはセビリアの中心地、サンタ・クルス地区に彼が設立したCasa de la Guitarraに展示されており、この施設は同時にフラメンコの演奏会用ホールも兼ねたもので、現在同地におけるフラメンコギターの文化的発信地としての役割も担っています。彼は同じサンタ・クルス地区のメソン・デル・モロ通りにギターショップも開店し、自らの名を冠したギターブランドJose L.Postigo guitarras de artessania の普及にも尽力。これはポスティーゴ自身の製作ではありませんがギタリストの視点から厳しく監修された良質なエントリー~ミドルクラス仕様のラインナップで、国内外で人気を博しています。
指 板:ローズウッド
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:機械式木ペグ
弦 高:1弦 2.0mm/6弦 2.8mm
[製作家情報]
ホセ・ルイス・ポスティーゴ Jose Luis Postigo 1950年 スペイン、セビリア生まれのフラメンコギタリスト。演奏家としての確かなキャリアを形成しながら、同時にスペインギターの歴史と文化への造詣も深く、19世紀から現代へと連なる名品の充実したコレクションでも知られています。それらのコレクションはセビリアの中心地、サンタ・クルス地区に彼が設立したCasa de la Guitarraに展示されており、この施設は同時にフラメンコの演奏会用ホールも兼ねたもので、現在同地におけるフラメンコギターの文化的発信地としての役割も担っています。彼は同じサンタ・クルス地区のメソン・デル・モロ通りにギターショップも開店し、自らの名を冠したギターブランドJose L.Postigo guitarras de artessania の普及にも尽力。これはポスティーゴ自身の製作ではありませんがギタリストの視点から厳しく監修された良質なエントリー~ミドルクラス仕様のラインナップで、国内外で人気を博しています。
[楽器情報]
ホセ・ルイス・ポスティーゴ 1999年製 フラメンコ ブランカ(白)モデルUsedです。
松の表面板とシカモア材合板の裏板の組み合わせで、入門用モデルとして普及していたモデル。軽めの、明るい響きでドライブ感のある発音は入門用として十分なクオリティです。ネックはやや順反りですが、弦高は現在値で2.8mm/2.0mm(12フレット上)となっており十分に低く設定されてるため演奏性に影響はありません。またフレットも1~9フレットでやや摩耗見られますがこちらも現時点で影響ありません。ネックはDシェイプの薄くフラットな形状でフラメンコの定番的仕様です。木ペグはギア付きのものですが、おそらくオリジナルの木ペグから交換されたものであり、ヘッドプレートに対して(ナットからの弦角度を浅くするために)斜めに差し込まれています。その装着部分の処置はやや粗く、ギアの機能性もpegheds社製のものなどと比較するとスムーズさに欠けるところはありますが、使用上の問題はなく継続して使用が可能です。ゴルペ板はれ、広い範囲をカバーするように低音側のみ貼り換えられています。楽器全体はオレンジの着色塗装。年代相応のキズはありますが、割れ等の大きな修理履歴はありません。レゾナンスはGの少し上に設定されています。