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ヤマハ YAMAHA
New Arrival
〔商品情報〕
楽器名 | ヤマハ YAMAHA |
カテゴリ | 国産クラシック 中古 |
品番/モデル | CG-BN1 QLX317130 |
弦 長 | 650mm |
国 | 日本 Japan |
製作年 | |
表 板 | 松単板 Spruce |
裏 板 | シープレス Cypress |
程 度※ | 7 |
定 価 | 時価 |
販売価格(税込) | 44,000 円 |
付属品 | ソフトケース |
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指 板:エボニー
塗 装:オイルフィニッシュ
糸 巻:ヤマハ
弦 高:1弦 2.1mm/6弦 2.7mm
[製作家情報]
総合楽器メーカーとして世界最大規模を誇り、楽器製作と音楽事業だけでも圧倒的なシェアを誇るヤマハ(1887年 静岡県 浜松市に創業)は、クラシックギターの普及にも早くから取り組んでいました。1960年代にクラシックギターの需要が世界的に高まりを見せ、国内でのクラシックギターの市場を活性化するべくヤマハは1966年にギター研究科を新設し手工ギターの研究開発に着手します。そして翌年には当時スペイン、グラナダのメンター的存在となっていた製作家のエドゥアルド・フェレールを招きスペイン伝統工法の指導を受け、更に1973年にはマヌエル・エルナンデス(エルナンデス・イ・アグアド)を招聘し技術指導を受けています。これらの集中研修の結果生まれたのがグランドコンサート(GC)シリーズで、これは現在に至るまでヤマハクラシックモデルのハイスペックシリーズとして内容を変えながら継続しています。
[楽器情報]
ボサノヴァ向けであることをコンセプトにヤマハが2005年発売したモデル。同時発売された姉妹品のCG FL1(フラメンコモデル)とともに当時人気を博しました。FL1同様に艶消しの薄い塗装でソフトイエローのボディカラー、軽めのボディ、弾き易さを追求した演奏性などが共通しています。レスポンス速く、軽めの乾いた音で、ソフトなタッチでも和音がくっきりと立ち上がりリズミカルな演奏が可能です。コード演奏主体のボサノヴァに対応して弦高は低めに設定。弾きやすさと音の両方でこのメーカーならではの丁度良いクオリティバランスで着地させています。
内部構造はサウンドホール上側に2本、下側に1本のハーモニックバー、このホール上下のバーをつなぐように高音側低音側に各一本ずつの短い力木が横板のカーブに沿うようにして設置され、ボディ下部はスペイン的な左右対称の5本の扇状力木を設置。ブリッジ位置の補強板やボトム部のクロージングバーはありません(この構造もCG FL1 とほぼ同様ですが、FL1はこの5本の扇状力木に短い2本の力木がイレギュラーに配置されています)。レゾナンスはG#の少し上で設定。
表面板はサウンドホール回りに弾き傷はやや多く見られます。駒板サドル固定部分の木部はおそらく弦高調整のために削り加工を施した形跡がございますが、現状で問題はありません。割れ等の大きな修理履歴はありません。ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分も良好です。
2005年発売開始当時のメーカー希望価格は80,000円税抜き。現在生産完了品。