ギターショップアウラ ギターカタログサイト

アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero



〔製作家情報〕
1933年スペイン、グラナダ生まれ。家具職人として出発し、のちに同地の製作家エドゥアルド・フェレールの工房に入り製作を学びます。同工房出身のマヌエル・ベジードとともに共同の工房を立ち上げ、まずはキャリアをスタートさせます。その後独立し製作家としての評価も高めてゆきますが、1970年代後半にある日本人発明家の紹介でブーシェとの知遇を得て、その作風を大きく変化させていきました。音響と造作の両方に於いて、その芸術的な高みに達したギターはグラナダを代表する名品として現在不動の評価を得るに至っています。また氏の人柄を慕って現在では世界中から若き才能がグラナダに集まるようになり、氏の名前を冠した国際製作コンクールが開催されるまでになりました。現在も甥のホセ・マリンらと現役で製作を続けています。スペインギター製作界最高のマエストロにして最長老の一人。

〔楽器情報〕
熟成とともにますますフレッシュさをも感じさせる新作が入荷いたしました。彼にとってギターという楽器の芸術的完成度を追求してゆくとき、その最高の規範となるロベール・ブーシェ。1970年代後半にこのフランスの巨匠との邂逅を果たして後の彼のギターは、基本的にブーシェモデルと呼ばれるものになりますが、本作はアウラの求めに応じてデザイン、使用材、ラベル等、よりブーシェギターに近い意匠と品質を備えた内容で製作されたショップオリジナルモデルです。通常のブーシェモデルと比較すると倍音が抑制され、全体の響きが凛としたスマートなものになっています。しかしながら鳴りの力強さはスペインギターの中でも傑出しており、弱音から強音までのダイナミクス、響きの持続、そして反応の速さなどは比類がありません。そしてこれぞと感じさせてくれるグラナダサウンド、どこまでも明るく、ストレスなく抜けてゆくような音響はマエストロならではの至芸といえるでしょう。各弦各音のバランスも良く、弦の張りは中庸でネック角度も弾きやすく設定されており、非常に高い演奏性も備えています。左右対称5本の扇状力木とブリッジ真下に同方向に配置された1本の力木というブーシェ特有のパターンを踏襲。レゾンナンス(ウルフトーン)はこれもオリジナルのブーシェを踏襲してかAの少し下に設定されています。糸巻きはロジャース製のブーシェタイプを使用。セラック塗装による美しい仕上がりと精緻な造作とによる気品あふれる外観もまた魅力の、まさに芸術品といえる一本。
〔商品情報〕
楽器名アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero
カテゴリ輸入クラシック 新作
品番/モデルアウラオリジナルモデル Aura original model No.165
弦 長650mm
スペイン Spain
製作年2019年
表 板スプルース単板 spruce
裏 板中南米ローズ単板 South American rosewood
程 度※10
定 価2,700,000 円
販売価格(税込)お問い合わせ下さい。
付属品ハードケース付属


下の写真をクリックすると拡大して表示します