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アンヘル・ベニート・アグアド Angel Benito Aguado
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm /6弦 3.5mm
[製作家情報]
1949年スペイン、マドリッド生まれ。最初は家具職人として身を立てていましたが、20代半ばにはギター製作家に転身。スペイン古楽演奏の名手ホセ・ミゲル・モレーノとのコラボレーションは彼のキャリアにおいて極めて重要な位置を占めており、ビウエラ、リュート、テオルボやバロックギターなどの古楽器への知見を深めるとともに、トーレス以降現代にまで続くスペインギターの伝統を跡付けるように製作を展開してゆきます。特にトーレスへの傾倒を明らかにしながらも、完全なレプリカではなく自身の研究と音響嗜好と盛り込んだ彼のギターはトラディショナルな響きを愛好するギタリスト達の支持を集めています。
[楽器情報]
アンヘル・ベニート・アグアドのEstudioモデル 2008年製Used の入荷です。プロフェッショナル用として展開するConcert シリーズや歴史的名品の研究を活かしたEarly Guitars シリーズと併せてラインナップされているStudentシリーズの一本。文字通り入門者から中級用として作られているバランスフルなモデルです。表面板は松、横裏板はインディアン・ローズウッド合板、650㎜スケールでネックシェイプは普通の厚みのDシェイプ。スペインのマドリッド的(特にラミレス3世以降の)な特徴を不足なく備えた音で、十分な音圧、重厚な響き、程よく艶を湛え、表情も豊か。表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に長短1本ずつのハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバーとその中央、ちょうどサウンドホールの真下部分から高音側に向かって斜めに下がってゆくように設置された1本のトレブルバー、そして6本の扇状力木がセンターに配された1本を境に高音側に2本、低音側に3本を配置。ボトム部にはそれらの先端を受け止めるように2本のクロージングバーがハの字型に配置され、駒板位置にはほぼ同じ範囲に薄い補強プレートが貼られているという全体の配置。扇状力木はそれぞれの間隔は均等ではなく、やや低音に寄った形で配置されており、トレブルバーの設置など、全体にアシンメトリな構造になっています(この力木配置もやはりマドリッド派によく採用されていたスタンダードなパターンの一つ)。レゾナンスはG#~Aの間に設定されています。
表面板のサウンドホール周りや下部全体に細かな搔き傷や小さな打痕ががあります。裏板低音側は恐らく湿度変化等の影響による塗装の若干の変色が見られます。裏板にはネックヒール近くに木目に沿って段差を生じている部分がありますが、現状で割れには至っておらず、適切な環境下での使用であれば継続しての使用に問題はありません。ネックはわずかに順反りですが標準設定の範囲内。弦高値は2.8/3.5mm(1弦/6弦 12フレット)、サドルは現在下敷きが設置されており、その状態で1.5~2.0mmの余剰があります。糸巻はGotoh のSchaller モデル。
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〔商品情報〕
楽器名
アンヘル・ベニート・アグアド Angel Benito Aguado
カテゴリ
輸入クラシック 中古
品番/モデル
エストューディオ Estudio
弦 長
650mm
国
スペイン Spain
製作年
2008年
表 板
松単板 Spruce
裏 板
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
程 度※
7
定 価
時価
販売価格(税込)
お問い合わせ下さい。
付属品
ハードケース
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輸入クラシック 中古
アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero
ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
ヘロニモ・ペーニャ・フェルナンデス Jeronimo Pena Fernandez
セバスチャン・ステンツェル Sebastian Stenzel
ヘスス・ベジード Jesus Bellido
ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
アンヘル・ベニート・アグアド Angel Benito Aguado
●
ディーター・ミューラー Dieter Muller
ヘスス・ベジード Jesus Bellido
ラファエル・マルドネス Rafael Mardones
ホアン・エルナンデス Juan Hernandez
パウリーノ・ベルナベ Paulino Bernabe
グレゴリー・バイヤーズ Gregory Stuart Byers
ルベン・モイセス・ロペス Ruben Moises Lopez
ホアキン・ガルシア Joaquin Garcia
カルロス・ホアン・ブスキエール Carlos Juan Busquiel
ホセ・ルイス・ロマニリョス 1世 J. L. Romanillos Ⅰ
ルカ・ワルドナー Luca Waldner
※程度
10
新作
9
新品同様の美品
8
年代から見て状態が良い
7
年代から見て標準に近い状態
6
状態は少し劣るが演奏性は良い
5
状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm /6弦 3.5mm
[製作家情報]
1949年スペイン、マドリッド生まれ。最初は家具職人として身を立てていましたが、20代半ばにはギター製作家に転身。スペイン古楽演奏の名手ホセ・ミゲル・モレーノとのコラボレーションは彼のキャリアにおいて極めて重要な位置を占めており、ビウエラ、リュート、テオルボやバロックギターなどの古楽器への知見を深めるとともに、トーレス以降現代にまで続くスペインギターの伝統を跡付けるように製作を展開してゆきます。特にトーレスへの傾倒を明らかにしながらも、完全なレプリカではなく自身の研究と音響嗜好と盛り込んだ彼のギターはトラディショナルな響きを愛好するギタリスト達の支持を集めています。
[楽器情報]
アンヘル・ベニート・アグアドのEstudioモデル 2008年製Used の入荷です。プロフェッショナル用として展開するConcert シリーズや歴史的名品の研究を活かしたEarly Guitars シリーズと併せてラインナップされているStudentシリーズの一本。文字通り入門者から中級用として作られているバランスフルなモデルです。表面板は松、横裏板はインディアン・ローズウッド合板、650㎜スケールでネックシェイプは普通の厚みのDシェイプ。スペインのマドリッド的(特にラミレス3世以降の)な特徴を不足なく備えた音で、十分な音圧、重厚な響き、程よく艶を湛え、表情も豊か。表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に長短1本ずつのハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバーとその中央、ちょうどサウンドホールの真下部分から高音側に向かって斜めに下がってゆくように設置された1本のトレブルバー、そして6本の扇状力木がセンターに配された1本を境に高音側に2本、低音側に3本を配置。ボトム部にはそれらの先端を受け止めるように2本のクロージングバーがハの字型に配置され、駒板位置にはほぼ同じ範囲に薄い補強プレートが貼られているという全体の配置。扇状力木はそれぞれの間隔は均等ではなく、やや低音に寄った形で配置されており、トレブルバーの設置など、全体にアシンメトリな構造になっています(この力木配置もやはりマドリッド派によく採用されていたスタンダードなパターンの一つ)。レゾナンスはG#~Aの間に設定されています。
表面板のサウンドホール周りや下部全体に細かな搔き傷や小さな打痕ががあります。裏板低音側は恐らく湿度変化等の影響による塗装の若干の変色が見られます。裏板にはネックヒール近くに木目に沿って段差を生じている部分がありますが、現状で割れには至っておらず、適切な環境下での使用であれば継続しての使用に問題はありません。ネックはわずかに順反りですが標準設定の範囲内。弦高値は2.8/3.5mm(1弦/6弦 12フレット)、サドルは現在下敷きが設置されており、その状態で1.5~2.0mmの余剰があります。糸巻はGotoh のSchaller モデル。