ネック:セドロ指 板:エボニー塗 装:表板:セラック :横裏板:セラック糸 巻:ロジャース弦 高:1弦 2.9mm :6弦 2.9mm[製作家情報]マヌエル・レジェス(Manuel Reyes)は1934年、スペイン・グラナダに生まれ、10歳のときにコルドバへ移住。以来2014年に亡くなるまで、同地でギター製作を続けました。もともとはフラメンコ・ギタリストでしたが、歌手から譲り受けたギターを修理した経験をきっかけに製作の道へ。修理の仕上がりに満足できず、自らギター製作を独学で学び始めます。腕を徐々に磨き、1956年にはギタリストのペペ・マルティネスの紹介で、巨匠マルセロ・バルベロ1世と出会います。師弟関係はバルベロの死によりわずか1年ほどで終わりましたが、この出会いはレジェスにとって非常に大きな影響を与えました。24歳で自身の工房をコルドバに開設。すぐにその品質と職人技の高さから注目を集め、1979年には静かな場所を求めて工房をアルマ通り7番地に移転します。多くのギタリストが彼のギターを求めて工房を訪れました。1980年代、ヴィセンテ・アミーゴが使用したことでその名声は絶頂に達します。フラメンコの伝統を受け継ぎながらも、繊細な音色、表現力、緻密な作り、演奏性の高さからクラシック・ギタリストにも高く評価されました。20世紀末には、彼のギターは時代を代表するフラメンコ・ギターのひとつとして広く認められました。2014年の逝去後は、息子のマヌエル・レジェス・イーホが工房を継承し、父の遺志を受け継いでいます。[楽器情報]スペイン、コルドバの製作家 マヌエル・レジェス(1934~2014)2000年製 フラメンコブランカモデルUsedです。表面板はゴルペ板周りに若干の弾きキズ、その他は軽微な打痕等あります。横裏板は衣服等による細かなスクラッチ傷が全体にありますがどれも浅く軽微なもの。割れや改造等の大きな修理歴はなく、製作から25年を経たフラメンコモデルとしてはとてもきれいな状態と言えます。ネックはわずかに順反り、フレットは若干の摩耗見られます。
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ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板:セラック
:横裏板:セラック
糸 巻:ロジャース
弦 高:1弦 2.9mm
:6弦 2.9mm
[製作家情報]
マヌエル・レジェス(Manuel Reyes)は1934年、スペイン・グラナダに生まれ、10歳のときにコルドバへ移住。以来2014年に亡くなるまで、同地でギター製作を続けました。
もともとはフラメンコ・ギタリストでしたが、歌手から譲り受けたギターを修理した経験をきっかけに製作の道へ。修理の仕上がりに満足できず、自らギター製作を独学で学び始めます。腕を徐々に磨き、1956年にはギタリストのペペ・マルティネスの紹介で、巨匠マルセロ・バルベロ1世と出会います。
師弟関係はバルベロの死によりわずか1年ほどで終わりましたが、この出会いはレジェスにとって非常に大きな影響を与えました。24歳で自身の工房をコルドバに開設。すぐにその品質と職人技の高さから注目を集め、1979年には静かな場所を求めて工房をアルマ通り7番地に移転します。
多くのギタリストが彼のギターを求めて工房を訪れました。1980年代、ヴィセンテ・アミーゴが使用したことでその名声は絶頂に達します。フラメンコの伝統を受け継ぎながらも、繊細な音色、表現力、緻密な作り、演奏性の高さからクラシック・ギタリストにも高く評価されました。
20世紀末には、彼のギターは時代を代表するフラメンコ・ギターのひとつとして広く認められました。2014年の逝去後は、息子のマヌエル・レジェス・イーホが工房を継承し、父の遺志を受け継いでいます。
[楽器情報]
スペイン、コルドバの製作家 マヌエル・レジェス(1934~2014)2000年製 フラメンコブランカモデルUsedです。表面板はゴルペ板周りに若干の弾きキズ、その他は軽微な打痕等あります。横裏板は衣服等による細かなスクラッチ傷が全体にありますがどれも浅く軽微なもの。割れや改造等の大きな修理歴はなく、製作から25年を経たフラメンコモデルとしてはとてもきれいな状態と言えます。ネックはわずかに順反り、フレットは若干の摩耗見られます。