ギターショップアウラ ギターカタログサイト

ブライアン・コーエン Brian Cohen



New Arrival
〔商品情報〕
楽器名ブライアン・コーエン Brian Cohen
カテゴリフォークギター
品番/モデル000-42 Eric Clapton model
弦 長630mm
イギリス England
製作年2012年
表 板松 Solid Spruce
裏 板メイプル Solid Maple
程 度※8
定 価時価
販売価格(税込)お問い合わせ下さい。
付属品ヒスコックケース黒

ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:表板 セラック
   :横裏板 セラック
糸 巻:スパーゼル
弦 高:1弦 2.0mm / 6弦 2.5mm

[製作家情報]
ブライアン・コーエン Brian Cohen 南アフリカ共和国出身、現在はイングランド、サリー州のギルフォードに工房を構える楽器製作家で、古楽器から現代までの弦楽器全般とクラシックギター、アコースティックギターを製作しています。南アフリカ時代の1972年から独学でギター製作と修理を始め、同地を演奏旅行で訪れたSergio と Eduardo の Abreu 兄弟(日本では通例「アブリュー」と記されていますが「アブレウ」のほうが正しいとされており、英語圏でも「アブレイユ」と発音されることがほとんど)が使用したデビッド・ホセ・ルビオ(1934~2000)のギター修理を手がけたことを機に、製作家として身を立てることを決意、1974年にルビオの工房があるイギリスへと渡ります。当時まだ未熟だった彼はルビオ工房の職人にはなれなかったものの、ルビオはこの若い製作家のためにアドバイスを与え、やがて一流の職人となった彼は自身の製作と平行してルビオ工房品の作業も行っています(特にルビオが亡くなるまでの10年間はほとんどの受注品を彼が組み立てていたとのこと)。

彼がイギリスに渡った1970年代はクラシック音楽界で古楽器ブームが始まっており、そうしたムーヴメントに対応するかのように弦楽器製作においてもピリオド楽器の需要が高まりを見せてゆきます。1976年にリュート奏者のアンソニー・ルーリーがロンドンに設立したその名もEarly Music Cetre の工房をリサーチや製作のためにシェアするという環境に恵まれ、ここで3年間、彼は数多くのルネッサンス時代からの撥弦楽器を直に研究、修復し、そして自身のモデル製作に活かしています。彼はまた弦楽器属の研究と製作にもただならぬ情熱を傾けており、特にチェロでは1986年にCrafts Council Awardを受賞、1990年にはManchester International Cello Festival で銀賞を獲得するなど高い評価を得ています。またクラシックギターにおいても1989年にパリ ギター製作コンクールで2位となり、しっかりと地歩を固めてゆきます。

1990年には名手ジュリアン・ブリームからヘルマン・ハウザー1世(1882~1952)1940年作セゴビアモデル(Rose Augustine から借りていたという伝説的な一本)のコピーモデル製作を依頼されます。楽器にも知悉したこの20世紀最大のギタリストから得たものはコーエンにとってあのルビオにもまして大きかったようで、その後の科学的な測定に基づく精密な設定、音響学的なアプローチからの木材の選定方法へと彼を導いてゆくことになります。ここで彼が行った研究とその結論としての製作方法は非常に興味深いものですが、詳しくは語られておらず、しかしいずれ書物としてまとめる意向とのこと。

クラシックギターのみならず、ピリオド楽器を含む弦楽器全般のおける研究と製作というアプローチはやはりルビオを思わせるところがあります。そしてルビオ同様に西洋音楽全体の脈絡の中でクラシックギターの位置を見据える製作態度が彼には通底しており、英国という風土的感性がそこに加わったような楽器はまさにクラシカルな落ち着きと力強さがあり、その美しい仕上げも相乗してイギリスの中でもトップクラスの人気ブランドとなっています。

現在彼のクラシックギターはトーレス/ハウザースタイルに準拠したいわゆるスペイン伝統工法によるモデルをメインに製作しています。

[楽器情報]
ブライアン・コーエン製作のアコースティックギター 2012年製Usedです。米国の有名なアコースティックブランド Martin の分けても人気の高い000-42 のエリック・クラプトンモデルを踏襲して製作された一本。

エリック・クラプトンが1992年に発表したライブアルバム「Unplugged」で使用していたアコースティックギターが1939年製のMartin 000-42 モデル。このアルバムの大ヒットを受けて1995年にクラプトン初のシグネイチャーモデルとして000-42 EC が461本限定で生産されることになります。本作はこの42ECモデルに準拠しており、厳密に言えばスペックは同一ではなく細かなサイズ設定などに相違があるほか、なんと言っても横裏板にフレイムメイプルを使用し全体もセラック塗装仕上げ、ロゼッタやヘッドデザインなども実際はコーエンのオリジナルとなっており、000-42EC のInspired モデルと呼ぶ方がふさわしいでしょう。表面板の内部構造はMartin のスタンダードXブレーシングシステム(スキャロップドではない)を踏襲しています。ちなみに同じ「Unplugged」でクラプトンはクラシックギターも演奏しており、これはスペインの製作家 Juan Alvarez 1977年作のもの。

音色もMartinの硬いきらびやかな響きではなくコーエン自身の、むしろクラシックギター的な感性で作り上げられており、セラックやメイプルの特性を十分に活かした柔らかみのある優しい響きと音色が特徴となっています。

本作はコーエン氏がある映画の撮影用として製作し、撮影終了後は自身がストックしていたものを前オーナーが直接購入したもので、ワンオーナー品となります。傷は軽微なもののみでほとんどなく、割れや改造など大きな修復歴もありません。セラックの塗装は一部表面的なムラが見られる箇所がありますがこれも外観を損ねるほどではなく、全体にとてもきれいな状態を維持しています。ネック形状はこれも厳密にはMartinの仕様とは異なりますが、ほぼスタンダードと言えるCシェイプ、トラスロッド内臓のネックとなっており、現状で最適な設定になっています。ヘッドストックはソリッドタイプですがやはりMartin のスクエアな形状そのものではなく角の取れた柔らかいデザインになっています。糸巻は米国製 Sperzel のものを装着しています。


続きを読む▼


下の写真をクリックすると拡大して表示します



ブライアン・コーエン Brian Cohen

※程度
10新作
9新品同様の美品
8年代から見て状態が良い
7年代から見て標準に近い状態
6状態は少し劣るが演奏性は良い
5状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません