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桜井・河野 Sakurai Kohno



New Arrival
〔商品情報〕
楽器名桜井・河野 Sakurai Kohno
カテゴリ国産クラシック 中古
品番/モデルマエストロ Maestro K 0121 A
弦 長640mm
日本 Japan
製作年2020年
表 板杉 Solid Ceder
裏 板中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
程 度※7
定 価時価
販売価格(税込)お問い合わせ下さい。
付属品ハードケース(黒)

ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板 カシュー
   :横裏板 カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.5mm
   :6弦 3.5mm

〔製作家情報〕
1926年、茨城県水戸市生まれ。
1948年3月、東京高等工芸学校木材工芸科(現・千葉大学建築学科)を卒業。同年よりギター製作を開始します。ギター製作は独学で、最初の一本は中出阪蔵のギターを検分しながら完成させたものだったと伝えられています(中出阪蔵との直接的な交流はありません)。しかし初期の段階から楽器構造には多様な試みが見られ、中には当時としては非常に革新的な発想のものも含まれていました。

これらの研究と実践は、1960年代後半に、表面板の木目に沿って水平方向と垂直方向に組み合わされたスクエアを基礎とする力木配置として結実します。この構造は、その後もさまざまなヴァリエーションを伴いながら現在に至るまで継承されています。

また1960年にはスペインに渡り、イグナシオ・フレタやアルカンヘル・フェルナンデスの工房を訪問。本場スペインギターへの理解を深め、それを自身の製作へと反映させていきました。そして1967年9月、ベルギー・リエージュ国際ギター製作コンクールにて金メダルを受賞し、国際的にその名が知られる契機となります。

同年、甥である桜井正毅氏が工房スタッフとして加わり、製作体制が強化されました。1998年の逝去後は桜井正毅氏が工房を引き継ぎ、現在も桜井/河野ブランドとしてモデルラインナップが継続されています。

日本における高級クラシックギター製作のパイオニア的存在であり、当時も現在も非常に多くの支持を集める国内ブランドです。スペインギターのエッセンスを独自に再構築し、日本人の演奏嗜好に適した音響設計と高い演奏性、良質な木材を用いた高級感ある仕上がりは、それまでの邦人製作家には見られなかった領域に達し、日本市場におけるクラシックギター需要を一気に喚起しました。現在もなお、日本製ギターブランドの筆頭格として、海外からも高い評価を受けています。

〔楽器情報〕
2020年製作、モデル「マエストロ K 0121 A」。弦長は640mmに設定されています。

減衰を感じさせないふくよかな低音の鳴りが特徴で、音量も豊か、迫力ある響きを備えた一本です。レスポンスも非常に速く、このブランドならではのバランスに優れた音響設計が存分に活かされています。表面板の力木構造は、細部まで緻密に設計された左右非対称構造となっており、高音側と低音側で微妙に異なる配置が施されています。世界的に見ても類例の少ない、このブランド独自のシステムが見事に機能しています。

カシュー塗装仕上げで、糸巻きにはゴトー製を装着。ネックは真っ直ぐで演奏性は良好、フレットの摩耗もほとんど見られません。弦高は1弦2.5mm、6弦3.5mmに調整されており、ネック形状は標準的です。弦の張りはやや硬めの設定ながら、全体として演奏性は良好に保たれています。

製作から約4年が経過しており、通常使用による細かな傷は見られますが、使用感はあるものの外観を大きく損なうものではありません。表面板サウンドホール付近にごくわずかな弾き傷、ボトム部駒付近およびトップ部高音弦側に打痕が確認できますが、塗装の変性はなく全体として良好なコンディションです。割れ等の修理履歴はありません。黒色のハードケースが付属します。

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