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テオドロ・ペレス Teodoro Perez



New Arrival
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:アレッシー
弦 高:1弦 2.1mm/6弦 3.0mm

〔製作家情報〕
1952年スペイン、ソリア生まれ。
1966年ホセ・ラミレス3世工房に弟子入りし、マリアーノ・テサーノス・マルティン(1915~1982)やパウリーノ・ベルナベ(1932~2007)らとともにラミレスの黄金期を過ごし、その後1992年まで26年間同工房で約1400本ものギターを製作します。ラミレス工房から独立後は、同工房の僚友であったマリアーノ・テサーノス(1949~ テサーノス・マルティンの息子)と共同作業を開始。「M・テサーノス・ペレス」のラベルでギターを製作し好評を博します。2005年からは息子セルヒオと共に、自身のラベル「Teodoro Perez」でギターを製作しています。
ラミレスからの流れを汲んだマドリッドらしい重厚で華やかな音色、豪奢な造り、迫力のある鳴りなどで日本でも人気のあるブランド。フラメンコモデルはギタリストの沖仁が使用していることでも有名。

〔楽器情報〕
テオドロ・ペレス製作のモデル「Flamenco」横裏板シープレス仕様のブランカタイプ 2019年Used の入荷です。機能性と音色、表現力いずれの点でも円満で、ちょうどよい(と言ってもかなり高いクオリティで)着地点が見極められているのはこの製作家ならではのバランスフルな職人芸と言えるでしょう。加えて彼のギターにはどこか優しさがあり、明朗で温かみのある響きも魅力となっています。

内部構造はサウンドホール上側に2本、下側に1本(低音側に3センチほどの低い開口部あり)のハーモニックバー、サウンドホールの両横(高音側と低音側)には一本ずつの短い力木が近接する横板のカーヴに沿うようにして設置されています。扇状力木は7本が設置されており、センターの3本はサウンドホールの幅に収まるようにしてそれぞれ平行に配置され、あとの4本は扇を拡げるように角度をつけて設置されています。その中で一番低音側に配置された一本のみ極端に短く、ちょうどブリッジの横からボトムまでの長さ。ブリッジ位置には補強プレートが貼られているという全体の構造。レゾナンスはF#~G に設定されています。

表面板に数か所3㎜ほどのやや大き目な打痕がありますが、その他はキズも少なめできれいな状態を維持しています。割れ等の修理履歴はなく、ネック、フレットなどの演奏性に関わる部分も問題ありません。弦高は1弦2.1mm/6弦3.0mm(12フレット)と適切な設定でネック形状はDシェイプの薄くフラットな加工、グリップでのストレスを感じさせません。糸巻はイタリア製アレッシーを装着。


〔商品情報〕
楽器名テオドロ・ペレス Teodoro Perez
カテゴリ輸入フラメンコ 中古
品番/モデルフラメンコ Flamenco No.1233
弦 長650mm
スペイン Spain
製作年2019年
表 板松単板 Spruce
裏 板シープレス単板 Cypress
程 度※7
定 価時価
販売価格(税込)お問い合わせ下さい。
付属品スーパーライト黒


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