ギターショップアウラ ギターカタログサイト
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禰寝 碧海 Marin Nejime
〔商品情報〕
楽器名 | 禰寝 碧海 Marin Nejime |
カテゴリ | 国産クラシック 新作 |
品番/モデル | ネジメ・マリン 60号 アウラオリジナルモデル |
弦 長 | 650mm |
国 | 日本 Japan |
製作年 | 2021年 |
表 板 | 松単板 spruce |
裏 板 | ローズウッド単板 Indian Rosewood |
程 度※ | 10 |
定 価 | 660,000 円 |
販売価格(税込) | 627,000 円 |
付属品 | ケース別売 |
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禰寝碧海(ネジメ マリン)1986年生まれ。アルベルト・ネジメ・オーノの名称でギター製作を行っている禰寝孝次郎氏の息子。父、孝次郎氏の影響下のもと幼少より音楽と工作に興味を持ち、2009年自由学園を卒業後本格的にギター製作の道を進むことを決意。何度かの訪西の後、2012年9月には長期間グラナダに滞在し、父の師匠でもある名工アントニオ・マリン・モンテロに師事。スペインの伝統工法に立脚した製作法で、そこに瑞々しく個性的な音響的特性を盛り込んだ彼の楽器は、実に新鮮な感覚にあふれたものであり、1本として同じものがない。また造作と塗装の精度の高さと美しい仕上がりも父と師匠とに劣らぬ素晴らしいもので、外観のこの上ない気品にそれが見て取れる。海外でも高い評価を得ており、2017年にはグラナダの国際ギターフェスティバルの製作コンクールで入賞している。
〔楽器情報〕
アウラ ショップオリジナルモデル 650mm 2021年最新作であり、これまでのものとはまた異なる新しいコンセプトと構造で作られたいわば禰寝碧海氏のニューモデルとなっています。
スペイン的なバックグラウンドを十全に活かしつつ、師であるアントニオ・マリンに内在しているフランス的な要素も汲みながら、さらにその先への道筋を柔軟にそして厳しく追及してきた彼の現在における見事な帰結とも言えるギター。発音はヴィヴィッドで明るく、基音は硬めのくっきりとした音でそこに適度な色彩感を添える倍音、艶やかな音色、グラナダの名器を想起させる豊かな音量等々、彼のエッセンスを詰め込んだような1本です。演奏性においてもCラウンド型の薄めのネックシェイプによる左手の弾き易さ、ネック角度の設定なども適切でストレスがなく、弦の張りも中庸なので全体にとても楽に感じます。
内部構造は左右対称の7本の扇状力木で、一番外側のそれぞれの1本がボディのボトム部からサウンドホール上下のハーモニックバーを貫通しネックヒール部分まで延伸している配置。ブーシェ、そして師アントニオ・マリンのような駒下のトラベルスバーは配されておらず、本来胴底に近い部分に配置されることの多いハの字型のクロージングバーが代わりに駒下に近いところに位置しています。レゾナンスはAの少し下に設定。糸巻きはGotoh 35G 510モデルを装着。