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マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo
New Arrival
ネック:セドロ
指 板:黒檀
塗 装:表板 セラック /横裏板 ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.2mm /6弦 4.2mm
〔製作家情報〕
1943年マドリッド生まれ。父は20世紀前半のスペインを代表する名工の一人マルセロ・バルベロ1世(1904~1956)。13歳の時に父バルベロ一世が他界し、最初はホセ・ラミレス3世の工房で修行していましたが、バルベロ1世の弟子であったアルカンヘル・フェルナンデスが自身の工房を開き、1957年にそこへ徒弟として入ることになります。「アルカンヘル・フェルナンデス工房品」のラベルを貼って出荷されたそのギターは実質バルベロ・イーホ本人による完全手工品であり、師アルカンヘルに勝るとも劣らない非常なクオリティを有したものとしてコアなギターファンに愛されました。1990年代後半からは自身のオリジナルラベルでの製作も並行して行い、ますます洗練と充実の高まりを見せていた彼でしたが、2005年1月に早すぎる死を迎えてしまいます。渋くやや硬質な粘りを持ったその音色は師アルカンヘル、さらには父バルベロ1世にまでつながるスペインギター最良の伝統を感じさせ、特に晩年に近づくほどに評価の高まりを見せるその楽器は、まさにスペインギター随一の逸品としての評価を不動のものとしています。
〔楽器情報〕
マルセロ・バルベロ・イーホ製作 Para Casa Arcangel Fernandez(アルカンヘル・フェルナンデス工房品)ラベルによる2000年製Used、このブランドとしては比較的珍しいフラメンコモデル ブランカ(白)が入荷致しました。フラメンコモデルとして製作されていますがゴルペ板を取り外して弦高を再設定し、クラシックとして長年弾かれてきた1本です。
13歳の時に名工である父バルベロ1世が亡くなった時から、「自分にはギター作りしかない」と確信するほどの実直にして寡黙なこの製作家にとって、晩年へと向かうほどにそのギターが深みを増していったのはいかにも自然な成り行きであったと言えます。2000年製の本作は、このわずか5年後に短い生涯を終えることになる彼にとってはレイトワークとなる一本。クラシックギターとして弾かれてきたことによる熟成からか、ここにはマドリッドの正統的な音響とニュアンスがたっぷりと聴かれ、その確かなアイデンティティは師であるアルカンヘルと比較できるほど。
低いレゾナンス設定(E~F)ゆえの落ち着いた重心感覚はしっかりと全体の音響を支え、悠揚迫らぬといった響きですが決して押しつけがましくなく、むしろここにはバルベロ・イーホらしい柔和で優しい表情があります。そしてシープレスならではの生々しく、木質の触感たっぷりの音像がこれもまたバルベロらしい程よい粘りを持って発音される、その感触の心地よさが実に魅力的。すべての音が紳士的な佇まいを常に維持しながらたっぷりとそして深く歌う、その音楽的表現力はまさにアルカンヘル工房ならではの至芸でしょう。フラメンコ的なシャープな身振りもクラシカルな歌も両方を十全に兼ね備えており、マドリッドの偉大な先人たち(マヌエル・ラミレスからアルカンヘルまで)さえも想起させる、スペインギターの奥深さを知ることのできる一本です。
表面板内部構造はサウンドホール上下1本ずつのハーモニックバー、センターに寄り添うように(サウンドホールの直径と駒板の幅に収まるようにして)設置された左右対称5本の扇状力木と、それらの先端をボトム部で受け止めるように2本のハの字型に設置されたクロージングバー、そして駒板位置には横幅いっぱいにパッチ板が貼られています。各力木は太めの加工で、これは2本のクロージングバーの角度には他のモデルとの相違があるものの、概ねアルカンヘル工房のスタンダードな仕様。レゾナンスはE~Fで設定されています。
ヘッドシェイプはバルベロ~アルカンヘルを踏襲したオリジナルモデルとは異なり「工房品」仕様の形状。極めて高いクオリティを有しており、この時期のバルベロ・イーホの職人としての充実度がしっかりと見て取れる一本になっています。
表面板ブリッジ下低音側に1か所、同じく表面板の低音側に一か所の割れ、裏板高音側のボトム近くに一か所それぞれ割れ修理歴がありますが適切な処置がされており現状で問題ありません。その他全体に若干の弾きキズ、打痕等ありますが年代相応と言えるレベルです。またネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分は全く問題ありません。ネックはやや薄めのDシェイプで角をラウンド加工した素直なグリップ感。弦高は現在値で3.2/4.2㎜(1弦/6弦 12フレット上)ですが、サドルには2.5~3.5mmほどの余剰があり、さらに低く設定が可能です。ゴルペ板を再装着し、フラメンコモデルとして使用することも可能です。
〔商品情報〕
楽器名
マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo
カテゴリ
輸入クラシック オールド
品番/モデル
パラカサ・アルカンヘル Para Casa Arcangel
弦 長
655mm
国
スペイン Spain
製作年
2000年
表 板
松単板 Spruce
裏 板
シープレス単板 Cypress
程 度※
7
定 価
時価
販売価格(税込)
お問い合わせ下さい。
付属品
ハードケース黒
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輸入クラシック オールド
パウリーノ・ベルナベ Paulino Bernabe
ホセ・ラミレス 3世 Jose Ramirez III
マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo
●
パウリーノ・ベルナベ Paulino Bernabe
ディビッド・ホセ・ルビオ David Jose Rubio PF
ホセ・ヤコピ Jose Yacopi
マルセリーノ・ロペス・ニエト Marcelino Lopez Nieto
マヌエル・コントレラス I 世 Manuel G.Contreras I
ベルンド・マルティン Bernd Martin
パウリーノ・ベルナベ Paulino Bernabe
ヘルマン・ハウザー1世 Hermann Hauser I
ヘスス・ベレサール・ガルシア Jesus Belezar Garcia
ポール・フィッシャー Paul Fischer
マヌエル・ベラスケス Manuel Velazquez
パウリーノ・ベルナベ Paulino Bernabe
ロベール・ブーシェ Robert Bouchet
ホセ・ラミレス 3世 Jose Ramirez III
ロベール・ブーシェ Robert Bouchet
マルセリーノ・ロペス・ニエト Marcelino Lopez Nieto
マヌエル・ベラスケス Manuel Velazquez
ホセ・ヤコピ Jose Yacopi
サントス・バジョン Santos Bayon
マルセリーノ・ロペス・ニエト Marcelino Lopez Nieto
ロベール・ブーシェ Robert Bouchet
トーマス・ハンフリー Thomas Humphrey
イグナシオ・フレタ I 世 Ignacio Fleta I
マルセリーノ・ロペス・ニエト Marcelino Lopez Nieto
※程度
10
新作
9
新品同様の美品
8
年代から見て状態が良い
7
年代から見て標準に近い状態
6
状態は少し劣るが演奏性は良い
5
状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません
指 板:黒檀
塗 装:表板 セラック /横裏板 ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.2mm /6弦 4.2mm
〔製作家情報〕
1943年マドリッド生まれ。父は20世紀前半のスペインを代表する名工の一人マルセロ・バルベロ1世(1904~1956)。13歳の時に父バルベロ一世が他界し、最初はホセ・ラミレス3世の工房で修行していましたが、バルベロ1世の弟子であったアルカンヘル・フェルナンデスが自身の工房を開き、1957年にそこへ徒弟として入ることになります。「アルカンヘル・フェルナンデス工房品」のラベルを貼って出荷されたそのギターは実質バルベロ・イーホ本人による完全手工品であり、師アルカンヘルに勝るとも劣らない非常なクオリティを有したものとしてコアなギターファンに愛されました。1990年代後半からは自身のオリジナルラベルでの製作も並行して行い、ますます洗練と充実の高まりを見せていた彼でしたが、2005年1月に早すぎる死を迎えてしまいます。渋くやや硬質な粘りを持ったその音色は師アルカンヘル、さらには父バルベロ1世にまでつながるスペインギター最良の伝統を感じさせ、特に晩年に近づくほどに評価の高まりを見せるその楽器は、まさにスペインギター随一の逸品としての評価を不動のものとしています。
〔楽器情報〕
マルセロ・バルベロ・イーホ製作 Para Casa Arcangel Fernandez(アルカンヘル・フェルナンデス工房品)ラベルによる2000年製Used、このブランドとしては比較的珍しいフラメンコモデル ブランカ(白)が入荷致しました。フラメンコモデルとして製作されていますがゴルペ板を取り外して弦高を再設定し、クラシックとして長年弾かれてきた1本です。
13歳の時に名工である父バルベロ1世が亡くなった時から、「自分にはギター作りしかない」と確信するほどの実直にして寡黙なこの製作家にとって、晩年へと向かうほどにそのギターが深みを増していったのはいかにも自然な成り行きであったと言えます。2000年製の本作は、このわずか5年後に短い生涯を終えることになる彼にとってはレイトワークとなる一本。クラシックギターとして弾かれてきたことによる熟成からか、ここにはマドリッドの正統的な音響とニュアンスがたっぷりと聴かれ、その確かなアイデンティティは師であるアルカンヘルと比較できるほど。
低いレゾナンス設定(E~F)ゆえの落ち着いた重心感覚はしっかりと全体の音響を支え、悠揚迫らぬといった響きですが決して押しつけがましくなく、むしろここにはバルベロ・イーホらしい柔和で優しい表情があります。そしてシープレスならではの生々しく、木質の触感たっぷりの音像がこれもまたバルベロらしい程よい粘りを持って発音される、その感触の心地よさが実に魅力的。すべての音が紳士的な佇まいを常に維持しながらたっぷりとそして深く歌う、その音楽的表現力はまさにアルカンヘル工房ならではの至芸でしょう。フラメンコ的なシャープな身振りもクラシカルな歌も両方を十全に兼ね備えており、マドリッドの偉大な先人たち(マヌエル・ラミレスからアルカンヘルまで)さえも想起させる、スペインギターの奥深さを知ることのできる一本です。
表面板内部構造はサウンドホール上下1本ずつのハーモニックバー、センターに寄り添うように(サウンドホールの直径と駒板の幅に収まるようにして)設置された左右対称5本の扇状力木と、それらの先端をボトム部で受け止めるように2本のハの字型に設置されたクロージングバー、そして駒板位置には横幅いっぱいにパッチ板が貼られています。各力木は太めの加工で、これは2本のクロージングバーの角度には他のモデルとの相違があるものの、概ねアルカンヘル工房のスタンダードな仕様。レゾナンスはE~Fで設定されています。
ヘッドシェイプはバルベロ~アルカンヘルを踏襲したオリジナルモデルとは異なり「工房品」仕様の形状。極めて高いクオリティを有しており、この時期のバルベロ・イーホの職人としての充実度がしっかりと見て取れる一本になっています。
表面板ブリッジ下低音側に1か所、同じく表面板の低音側に一か所の割れ、裏板高音側のボトム近くに一か所それぞれ割れ修理歴がありますが適切な処置がされており現状で問題ありません。その他全体に若干の弾きキズ、打痕等ありますが年代相応と言えるレベルです。またネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分は全く問題ありません。ネックはやや薄めのDシェイプで角をラウンド加工した素直なグリップ感。弦高は現在値で3.2/4.2㎜(1弦/6弦 12フレット上)ですが、サドルには2.5~3.5mmほどの余剰があり、さらに低く設定が可能です。ゴルペ板を再装着し、フラメンコモデルとして使用することも可能です。