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ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
New Arrival
HOLD
ネック:マホガニー
指 板:黒檀
塗 装:セラック
糸 巻:ロジャース
弦 高:1弦 2.8mm /6弦 3.8mm
〔製作家情報〕
ゲルハルト・オルディゲス Gerhard J.Oldiges 1955年ドイツ生まれ。大学卒業後にギターやリュートなど幾つかの工房で修業を重ねたのち、1985年にマイスター制度による国家試験に合格しゲゼレを取得、1986年に創設当初のLakewood Guitars のリペア部門で働くことになります。1988年にベルギーで開催されたホセ・ルイス・ロマニリョス(1932~2022)のギター製作セミナーに参加し、この名工から彼のその後の方向性を決定づけるほどの影響を受けることになります。1989年には再び国家試験に合格しマイスターの称号を得るとともに、自身の工房を設立。
ロマニリョスとは師弟として、そして良き友人としてその後も関係は続き、スペイン、シグエンサで開催された講習会ではトビアス・ブラウンらとともに助手を務めています(この講習会には尾野薫、田邊雅啓、中野潤らが参加している)。また彼の畢生の名著と言える「アントニオ・デ・トーレス その生涯と作品」のドイツ語訳を刊行するなどギター文化を拡げてゆくためのアクションも積極的に行っています。自身もやはりトーレスを起点とするスペインの伝統的なギター、そして特にハウザー1世の製作美学に傾倒し、現在もこれらのマエストロたちのギターを規範とした、外観、音色ともに味わい深い楽器を製作。名手ジュリアン・ブリームが所有するなどプロギタリストからも高い評価を得て、非常に限られた製作本数ながら世界中で愛用者を獲得している、現代ドイツの代表的製作家の一人。
〔楽器情報〕
ゲルハルト・オルディゲス 製作のハウザー1世モデル ’La Palmera' 2002年製Used良品の入荷です。同国ドイツの偉大なるヘルマン・ハウザー1世(1882~1952)のもちろん1937年製セゴビアモデルに準拠した、彼の自家薬籠中とするところの優れたオマージュモデル。ドイツと言えばハウザー以降もダブルトップ構造のギターなど革新的とも言えるギターを生み出すなど進取の気性に富んだ製作家が多いのですが、彼ははあくまでもトーレスからマヌエル・ラミレスを経てハウザーへと至る系譜に自らの製作の原点を見出しており、あまりにも実直な姿勢ゆえにかえって彼の素直な、そして非常に深い芸術性が刻印されたオマージュモデルは伝統性の生々しい現出ゆえに異彩さえも放つ存在となっています。
本器 ’La Palmera' においても何ら飾ることなく、また自身の嗜好に寄せることもなく忠実に仕上げられており、しかしながら凡百の同種のモデルなどとは次元の異なる完成度を音響と造作、そのトータルな芸術性において有しており、まさに至高のオマージュとなっています。表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とそれらの先端をボトム部で受け止めるようにV字型に配置された2本のクロージングバー、駒板位置にはほぼ同じ面積の薄い補強プレートが貼られているという全体の配置で、もちろんハウザー1世作のセゴビアモデルに準拠したものとなっています。レゾナンスはF#の少し上に設定されています。
表面板から(つまり指先から)充実した音像が瞬間的に表れてくるようなハウザー独特の位相感、しかしながら音は決して平坦ではなく発音と同時に箱の十分な奥行きも感じさせるもの。スペインギターのたっぷりと深い奥行きもつ低音から高音にかけて次第に前景化してくるような音響設計とは異なり、低音から高音まで同一面で発されるような鍵盤的な音響設計(繰り返しになりますが決して平板な音響というわけではなく、むしろこの同一面で完璧なバランスが構築されていることにより、まさしく鍵盤楽器のようにあらゆるクラシック音楽に対応できるポテンシャルを備えていると言えます)。発音においても弦の弾性感が音になったようなスペイン的特徴よりも、木を叩いたような発音感で、このような感触のギターは他のブランドでも(なかにはスペインのギターでも)ありますが、ハウザーの場合その音像はとても洗練され整っているのが特徴と言えます。そして和声において、和音の統一感、対位法における精緻な遠近感覚の構成力の高さが特筆されます。ドイツらしい硬めの音ですがその表情や佇まいにどこか温和さを感じさせるのはオルディゲス自身の特性でしょう。またデザインにおいてもほぼハウザーオリジナルに準拠していますが、オリジナルの意匠に特徴的な緑の使用は抑え、代わりにロゼッタでは(あくまでも慎ましく)赤を効果的に使い、また駒板の1弦側と6弦側とに一つずつの白蝶貝のドットがはめ込まれており、それぞれ静かなアクセントとなって全体を引き締めています。
ほんのわずかな軽微のキズ、摩擦あとのみの非常にきれいな状態です。割れや改造等の大きな修理歴もありません。ネックは真っ直ぐで安定しており、フレットも適正値を維持しています。ネックシェイプは薄めのDシェイプで角の取れたラウンドに近い形状に加工されておりコンパクトな握り心地。弦高値は2.8/3.8㎜(1弦/6弦 12フレット)でサドルには1.0~2.0㎜の余剰があります。弦の張りは中庸からやや弱めなのでこのままでも弾きやすく感じますが、お好みに応じてさらに弦高は低く設定することも可能です。糸巻は高級ブランドのRodgers 製。重量は軽めの1.54㎏。
〔商品情報〕
楽器名
ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
カテゴリ
輸入クラシック 中古
品番/モデル
ハウザー1世モデル ’La Palmera’
弦 長
650mm
国
ドイツ
製作年
2002年
表 板
松 Solid Spruce
裏 板
中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
程 度※
8
定 価
時価
販売価格(税込)
お問い合わせ下さい。
付属品
ハードケース(BOBLEN)
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輸入クラシック 中古
アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero
ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
●
ヘロニモ・ペーニャ・フェルナンデス Jeronimo Pena Fernandez
セバスチャン・ステンツェル Sebastian Stenzel
ヘスス・ベジード Jesus Bellido
ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
アンヘル・ベニート・アグアド Angel Benito Aguado
ディーター・ミューラー Dieter Muller
ヘスス・ベジード Jesus Bellido
ラファエル・マルドネス Rafael Mardones
ホアン・エルナンデス Juan Hernandez
パウリーノ・ベルナベ Paulino Bernabe
グレゴリー・バイヤーズ Gregory Stuart Byers
ルベン・モイセス・ロペス Ruben Moises Lopez
ホアキン・ガルシア Joaquin Garcia
カルロス・ホアン・ブスキエール Carlos Juan Busquiel
ホセ・ルイス・ロマニリョス 1世 J. L. Romanillos Ⅰ
ルカ・ワルドナー Luca Waldner
※程度
10
新作
9
新品同様の美品
8
年代から見て状態が良い
7
年代から見て標準に近い状態
6
状態は少し劣るが演奏性は良い
5
状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません
指 板:黒檀
塗 装:セラック
糸 巻:ロジャース
弦 高:1弦 2.8mm /6弦 3.8mm
〔製作家情報〕
ゲルハルト・オルディゲス Gerhard J.Oldiges 1955年ドイツ生まれ。大学卒業後にギターやリュートなど幾つかの工房で修業を重ねたのち、1985年にマイスター制度による国家試験に合格しゲゼレを取得、1986年に創設当初のLakewood Guitars のリペア部門で働くことになります。1988年にベルギーで開催されたホセ・ルイス・ロマニリョス(1932~2022)のギター製作セミナーに参加し、この名工から彼のその後の方向性を決定づけるほどの影響を受けることになります。1989年には再び国家試験に合格しマイスターの称号を得るとともに、自身の工房を設立。
ロマニリョスとは師弟として、そして良き友人としてその後も関係は続き、スペイン、シグエンサで開催された講習会ではトビアス・ブラウンらとともに助手を務めています(この講習会には尾野薫、田邊雅啓、中野潤らが参加している)。また彼の畢生の名著と言える「アントニオ・デ・トーレス その生涯と作品」のドイツ語訳を刊行するなどギター文化を拡げてゆくためのアクションも積極的に行っています。自身もやはりトーレスを起点とするスペインの伝統的なギター、そして特にハウザー1世の製作美学に傾倒し、現在もこれらのマエストロたちのギターを規範とした、外観、音色ともに味わい深い楽器を製作。名手ジュリアン・ブリームが所有するなどプロギタリストからも高い評価を得て、非常に限られた製作本数ながら世界中で愛用者を獲得している、現代ドイツの代表的製作家の一人。
〔楽器情報〕
ゲルハルト・オルディゲス 製作のハウザー1世モデル ’La Palmera' 2002年製Used良品の入荷です。同国ドイツの偉大なるヘルマン・ハウザー1世(1882~1952)のもちろん1937年製セゴビアモデルに準拠した、彼の自家薬籠中とするところの優れたオマージュモデル。ドイツと言えばハウザー以降もダブルトップ構造のギターなど革新的とも言えるギターを生み出すなど進取の気性に富んだ製作家が多いのですが、彼ははあくまでもトーレスからマヌエル・ラミレスを経てハウザーへと至る系譜に自らの製作の原点を見出しており、あまりにも実直な姿勢ゆえにかえって彼の素直な、そして非常に深い芸術性が刻印されたオマージュモデルは伝統性の生々しい現出ゆえに異彩さえも放つ存在となっています。
本器 ’La Palmera' においても何ら飾ることなく、また自身の嗜好に寄せることもなく忠実に仕上げられており、しかしながら凡百の同種のモデルなどとは次元の異なる完成度を音響と造作、そのトータルな芸術性において有しており、まさに至高のオマージュとなっています。表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とそれらの先端をボトム部で受け止めるようにV字型に配置された2本のクロージングバー、駒板位置にはほぼ同じ面積の薄い補強プレートが貼られているという全体の配置で、もちろんハウザー1世作のセゴビアモデルに準拠したものとなっています。レゾナンスはF#の少し上に設定されています。
表面板から(つまり指先から)充実した音像が瞬間的に表れてくるようなハウザー独特の位相感、しかしながら音は決して平坦ではなく発音と同時に箱の十分な奥行きも感じさせるもの。スペインギターのたっぷりと深い奥行きもつ低音から高音にかけて次第に前景化してくるような音響設計とは異なり、低音から高音まで同一面で発されるような鍵盤的な音響設計(繰り返しになりますが決して平板な音響というわけではなく、むしろこの同一面で完璧なバランスが構築されていることにより、まさしく鍵盤楽器のようにあらゆるクラシック音楽に対応できるポテンシャルを備えていると言えます)。発音においても弦の弾性感が音になったようなスペイン的特徴よりも、木を叩いたような発音感で、このような感触のギターは他のブランドでも(なかにはスペインのギターでも)ありますが、ハウザーの場合その音像はとても洗練され整っているのが特徴と言えます。そして和声において、和音の統一感、対位法における精緻な遠近感覚の構成力の高さが特筆されます。ドイツらしい硬めの音ですがその表情や佇まいにどこか温和さを感じさせるのはオルディゲス自身の特性でしょう。またデザインにおいてもほぼハウザーオリジナルに準拠していますが、オリジナルの意匠に特徴的な緑の使用は抑え、代わりにロゼッタでは(あくまでも慎ましく)赤を効果的に使い、また駒板の1弦側と6弦側とに一つずつの白蝶貝のドットがはめ込まれており、それぞれ静かなアクセントとなって全体を引き締めています。
ほんのわずかな軽微のキズ、摩擦あとのみの非常にきれいな状態です。割れや改造等の大きな修理歴もありません。ネックは真っ直ぐで安定しており、フレットも適正値を維持しています。ネックシェイプは薄めのDシェイプで角の取れたラウンドに近い形状に加工されておりコンパクトな握り心地。弦高値は2.8/3.8㎜(1弦/6弦 12フレット)でサドルには1.0~2.0㎜の余剰があります。弦の張りは中庸からやや弱めなのでこのままでも弾きやすく感じますが、お好みに応じてさらに弦高は低く設定することも可能です。糸巻は高級ブランドのRodgers 製。重量は軽めの1.54㎏。